書評


古代から現代まで2時間で学ぶ 戦略の教室 』は、古くは孫子、アレクサンダー大王、ナポレオンから、現代はドラッカー、ランチェスター、コトラー、そしてクレイトン・クリステッセンまで、人類3000年にも及ぶ戦略のエッセンスが一冊の本にまとまった内容となっている。

昨今は歴史ブームである。先の見えない時代であるからこそ、過去の歴史を巨視的に振り返り、歴史の教訓から学ぼうとする人が増えているのかもしれない。

歴史を振り返ってみたとき、戦略というのは戦争の歴史に結びつく。国家間の争いにおいて、それは生きるか死ぬかの争いの中で、相手に勝つために「勝利の法則」として戦略を打ち出すのは必然であった。そして、戦争の歴史の中で生み出された戦略は、現代ではビジネスという形で用いられている。なぜなら、歴史を振り返ってみたとき、戦略は「あらゆる時代、あらゆる国家の栄枯盛衰を生み、支配する力を発揮した」のだから!


 本書は、多くの戦略の分析とエッセンス化を通じて、隠された戦いにおける「勝利の法則」を、誰でも見える形に変えていきます。
 その戦略は、相手に勝つために、どのように立案されたのか。
 なぜその戦略が組み立てられ、どのような戦場であなたの役に立つのか。
 戦略の力は一つの国家を消滅させ、巨大帝国をつくることさえ可能にします。3000年の昔から現代まで、戦略は無数の血と涙を流させ、栄光をつくり上げてきたのです。
 戦略とは本来、本当の姿を知ることで、背筋が寒くなる存在です。あらゆる時代、あらゆる国家の栄枯盛衰を生み、支配する力を発揮したのですから。

(『鈴木博毅著古代から現代まで2時間で学ぶ 戦略の教室 』より P5)



歴史に名を残した戦略は、直面した壁を乗り越えるために生み出された人間の英知である。そして、本書の意義は、歴史に名を残した人間の英知を読者が使える形に要点をまとめたところにある。そして、閉そく感を打破した過去の戦略を学ぶことで、僕たちは新しい未来を切り拓くヒントを手に入れることができると思う。

※本書はダイヤモンド社・市川さんより献本いただきました。 


Strategy
 
photo credit: Sean MacEntee via photopin cc


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目次

 はじめに
 第1章 勝敗を分けるリーダーシップ戦略
 第2章 戦況を決定づける軍事戦略
 第3章 生産力を最大化する効率化戦略
 第4章 組織の限界を突破する実行力戦略
 第5章 突出した成果を出す目標達成戦略
 第6章 ライバルに勝利する競争戦略
 第7章 問題を解決するフレームワーク戦略
 第8章 強い組織をつくるマネジメント戦略
 第9章 ルールを変えるイノベーション戦略
 第10章 新たな生態系を生み出す21世紀の戦略
 おわりに


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