手帳で変わる私の未来

本誌の第1特集は『手帳特集』だ!

毎年、この時期になると、来年の手帳が気になるところ。そして、文房具店や書店に出かけては、「どの手帳にしようか?」と悩むのも、そして、「来年こそは、手帳をもっと使いこなしたい!」と思うのも、この時期の恒例だ。

来年の注目の手帳をはじめ、より実践的な手帳の使い方などを掲載した本誌も、そんな手帳好きの読者のニーズに応えた、読み応えの内容となっている。 その中でも僕が注目をしたのは、自己実現のためのツールとして、そして人生が変わるツールとして手帳をとらえ、それにふさわしい記事を組んでいるという点だ。特に、ソチ五輪・スノーボード女子パラレル大回転で銀メダルを獲得した竹内智香さんの手帳とブログの使い分けには興味を持った。

 マンスリーには、月の予定を書きこみ、スケジュール帳に。ウィークリー欄は、その日のトレーニングメニューや出来事を記述し、行動記録として活用。
「パラパラめくって振り返ることができるのが手帳のよさ。"こんなことがあって楽しかったな"と元気をもらったり、日々の頑張りを確認するきっかけになったり。私は断然、アナログ手帳派です」

 一方、思いや感じたことは手帳ではなくブログに残す。「素敵な言葉や景色は、自分だけのものにせず、みんなと共有したい。ネガティブな言葉は使わず、ポシティブな言い回しで気持ちを伝えるように意識しています」

仕事の転機、つくるなら今!

「今、働く女性を取り巻く環境が大きく変化し、仕事の"転機"をつかみやすくなっています」という文章で始まる本誌の第2特集。本誌の特集を読むと、そこには僕も知らなかった女性の働く環境の今が書かれていた。

現代は仕事を取り巻く環境が大きく変わってきている。特にIT技術の進展が環境を大きく変える要因となっていることは明らかだ。急激に変わる環境の変化の中で、漠然とした将来への不安や焦りを感じながら、日々、仕事を行っている人も少なくない。

そんな中で「自分らしく働いている2人の女性」が取り上げられている。1人は海外勤務で働く女性。もう1人はクラウドソーシングと派遣のダブルワークを実現している女性だ。2人に共通しているのは、"マイルール"を重視しながら、自分に合った働き方を行っているという点だ。

では、自分に合った働き方とはどうすれば実現できるのか?その上で重要なことは"自分を知る"ということが大事になる。だが、日々の忙しい生活の中で、振り返りもおろそかになってしまう。そんな中で本誌で掲載されているのが「未来をつくる、キャリアシート」だ。これは、自分の強みや今やるべきことが発見できるように設計されている。自分の強みやスキルを把握する、そして、自分の進みたい方向を書きながら明確にすることで、「これから」が見えてくる。

また、「人間関係、今の仕事、今後のキャリア、暮らしとの両立」など、女性特有のライフイベントを抱えた働く女性の悩みを考慮しながら汲まれた特集記事は、「彼女はこういう点を悩んでいたのかな?」と男性側にも示唆を与える内容だ。特に、子育ての悩みは男性は意外と無視しがちなので、注意が必要である。


「手帳」、そして「働く」ということについて2つの特集が組まれた本誌。妻からは「なんで日経WOMANなんて読んでいるの?」なんて言われながら、手帳特集を中心に久しぶりに読んでみたが、普段は気がつかない女性の視点を垣間見ることができて良かったと思う。特に手帳に興味がある人にとっては、『日経ビジネスアソシエ』とは違う視点で書かれている記事に新たな発見を得ることができると思う。





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次回は、10/9に天狼院書店で行われた"プロギャンブラーのぶきさんのトークイベント"に参加したので、その振り返り記事を書く予定です。お楽しみに!


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