書評


「人生が変わった!」
「家庭が明るくなった!」
「子宝に恵まれた!」
「受験に合格した!」

そんな声がお客様から届いている食事処がある。「御食事ゆにわ」である。

開運料理人ちこさんは「いのちのごはん」を作り、お客様にお出ししている。そんなちこさんの著作である『
運を呼び込む 神様ごはん 』には、自分と家族を幸せにする料理の作り方・神様が宿る食の作法が書かれている

それにしても、本書に掲載された写真を見ると、「御食事ゆにわ」の台所には神棚もあり、厳かな雰囲気を持っている。そんな場所で作られる料理に"いのち"が宿るのもなんとなく分かる気がする。

ちこさんは、「ごはんと正しく向き合えば、人生全体の運が開ける」と述べている。 
 

では、「いのちのごはん」を作るためにはどうすればいいのだろうか?ちこさんは「台所を"神聖な場所"だととらえ、環境を整えることで、自分の発する"空気"が自然とやさしくなり、その人が作るごはんの持つ"空気"も自然とやさしいものになる」と言っている。

本書に「やさしい”空気”を持つ人が作るごはんは、食べた人の”空気”も、やさしいものにします」と書いてあったが、本書に掲載されたちこさんのやさしそうな笑顔の写真を見ると、「人生全体の運が開けた」と語る人が多いのも分かる気がする。そんな雰囲気を持ったやさしい笑顔の人だ。

 

そんなちこさんの人生の目的は何か?ちこさんは人生の目的を「”無条件の愛”と”絶対的な幸福”を広めること」と述べている

食事は生活の上で切り離すことはできないもの。食を整えることで身や心も整う。神社に参拝すると身が引き締まり、清められる思いがするが、同様に台所を神聖な場所と見立て、その中で身が引き締まる思いで料理を作り、その料理を食することで、料理に宿された”いのち”が人生にもつながっていくのだろう。厳かな雰囲気を持つ写真を見ると、そんな気がしてならないと感じるのだ。

※本書はサンクチュアリ出版・高山さんより献本いただきました。




本書のポイント


・神社に参拝する気持ちで、台所に足を踏み入れよう。

・冷蔵庫をスッキリさせていると、新鮮で、いい食材とめぐり合える。

・はじめよければ、おわりよし。朝一番の祈りが、一日を決める。

・高貴な神様は、トイレに宿ると言われている。トイレ掃除は、死角を見つけて進んでみる。

・自分の身体をご神体だと思ってマッサージしてみる。

・ごはん一粒一粒に宿った神様を感じて、大切にする。

・ととのえられた食卓は、ごはんを自然とおいしくしてくれる。

・聖域だと見立てたところに、神様は降りてくる。

・ブレていると感じたら、清く、正しく、直く、リセットする。

・神様と一緒に本を読めば、必要な知識を教えてくれる。


関連書籍



目次

 はじめに
 01 神棚を作ってみる。
 02 冷蔵庫の中をリセットしてみる。
 03 お箸を変えてみる。
 04 立てる音を"音楽"にしてみる。
 05 道具を入れ替えてみる。
 06 朝起きたら、太陽の光を食べてみる。
 07 あとで、をなくしてみる。
 08 流し台の汚れを落としてみる。
 09 トイレ掃除は、死角を見つけて進んでみる。
 10 自分の身体をご神体とだと思って、マッサージしてみる。
 ......他
 食べ方を変えれば、生き方が変わる。
 付録 食卓を清める儀式
 私の料理のゴール
 
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現在、『ザ・ゴール コミック版』の書評を準備中です。それでは、次回もお楽しみ!


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