2015年2月19日(木)、恵比寿ヨコニワで一つのイベントを開催した。"人生の「事業計画書」のつくり方''というイベントだ。



51の質問に答えるだけですぐできる 「事業計画書」のつくり方
の著者である原尚美さんに"人生の「事業計画書」のつくり方"について行っていただいた講演&ワークだ。

「事業計画書とライフプランって、一見何の関係もないのではないの?」と思うかもしれないが、事業計画書のエッセンスはライフプランを考えるのに役に立つのではないか?と思い、今回のイベント開催にいたった。今回は、どうして「事業計画書のエッセンスはライフプランを考えるのに役に立つのではないか?」と思ったかということについて書きたいと思う。
今回のイベントを思いついたきっかけは、以前読んだ『51の質問に答えるだけですぐできる 「事業計画書」のつくり方』をひっぱり出し、読み直したことだ。『51の質問に答えるだけですぐできる 「事業計画書」のつくり方』の第1章には"成功する事業計画書をつくる7つのプロセス"が書かれているが、以下にその内容を記載したい。

「こんな仕事をしてみたい!」「こんなことを成し遂げたい!」......ライフプランなど、頭の中にある理想を実現するとき、頭の中にある考えをよりクリアなイメージとして具体化し、実現するための方法を考え、実現するための道筋を描き、具体的な行動に落とすと思う。表現は違えど、今書いたことは、先の「事業計画書の7つのステップ」に書いたことと同じである。こう考えると、ライフプランを実現するために考えるべきエッセンスと事業計画書のエッセンスはかなり似ていることが分かると思う。

今回の企画を原先生に相談したときに作ったシートが以下である。例に書いたのは原先生のキャリアプランである。原先生の著書や原&アカウンティング・パートナーズのサイトを見ながら記載した(一部は原先生と打ち合わせ時に、原先生からお伺いをして記載している)。

 これを見ると、原先生は税理士として起業・独立するという思いからスタートをしている。それをコンセプトとして裏付ける思いをひと言で表すと「中小企業の成長に貢献する税理士」、言い換えると「中小企業の都合のいい女」だ。そして、ビジョンとして描いているのが「努力している中小企業が"知らない"ということだけで損をしない社会」である。原先生の事業はミャンマーへ進出しているが、これも原先生が思い描いたビジョンの実現のためにロードマップとして描き、行動を起こすためのアクションプランとして計画し、実現をしてきた。 


ライフプランを実現するためには、頭の中にある企画を、コンセプト→ビジョン→戦略→戦術→ロードマップ→アクションプランとして具体的に落とし込むことが必要である。

とまあ、今書いたようなことを思いながら、今回の企画を1月中旬に原先生にお話しをし、後援会&ワークショップとして開催するに至った。このときのプロセスも、簡略化していながらも、先に書いた「企画→コンセプト→戦略→戦術→ロードマップ→アクションプラン」というプロセスをたどっている。

当日のイベントは、僕の無茶ぶりを原先生が充実した内容に落とし込んでくれ、充実した内容となった。また、一見関係のない『
51の質問に答えるだけですぐできる 「事業計画書」のつくり方 』の質問内容が、ライフプランを考えるにあたって、非常に参考になると改めて認識した。
この記事を読んで『51の質問に答えるだけですぐできる 「事業計画書」のつくり方 』に興味をもたれた方は読んでみてはいかがだろうか?質問の内容が、ライフプランを考えるにあたって参考になるはずだ。


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