書評


本書『あなたの1日を3時間増やす「超整理術」 (角川フォレスタ)』は、雑務に追われている現状から脱却し、「いかに重要なことに必要なエネルギーを注ぐ環境を作るか?」を説いた本である。

「仕事が終わらず毎日残業」
「いつも時間に追われている」
「プライベートの時間がない」

そんな悩みを抱えている方は多いと思う。実は僕もその一人だ。残業続きでいつも疲れが残り、精神的に疲弊し、仕事の質も高くはなかった。


しかし、振り返ってみると、残業となっていた要因の一つは

・格納場所が不明瞭なため、必要な資料を探すのに時間がかかる
・作業中に「あれもやらなきゃ!これもやらなきゃ!」と気になってしまう
・メールを受信すると、そちらに気がいってしまい、思考が中断してしまう

といった作業の効率の悪さだ。目の前のことにいかに集中できるか?そして必要な環境を整えることができるか?それが僕の課題であった。

自分の周りをみると、成果を上げている人は総じて「整理整頓が行き届いている」ことに気づいた。なにせ、資料を探すのに「あれ?」ということがない。一瞬のうちに探し出し、提出している。そして整理が行き届いているがゆえに、思考も整理されている。そのことについて、本書では以下のように述べている。

ところで、本書ではどのような流れで整理術を説いているのだろうか?以下にその流れを記載したい。


ところで、本書の大きなポイントは「雑務をいかに隙間時間に行ない、本来集中すべき重要なことに注力できる環境を整えるか?」である。そして、そのために著者が得てきたノウハウが本書に書かれている。

本書に書かれているノウハウの中で、「Googleカレンダーの活用」「Googleドライブの活用」といったクラウド環境を利用することは、現実問題として、多くのサラリーマンは適用できないであろう。なぜなら、多くの企業のセキュリティポリシーで「クラウド環境の利用の禁止」が謳われている。

しかし、重要なのは、(Googleドライブの利用といった)本書のノウハウを言葉通りに受け止めることではなく、その言葉の背景にあるエッセンスを読みとることだ。

例えば、「クラウド環境の利用」ということであれば、「社内LANにつながる環境であれば、サーバー上のファイルをありかがわかるようにショートカットを使ってわかりやすく利用できるようにする」など、本書のエッセンスからヒントを得て、活用できる部分は多いと思う。

そして、そのように本書を活用することにより、時間に追われ、ストレスがかかる状況から脱却する道筋がみえてくるはずだ。



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目次

 1日目 デスクの整理
 2日目 書類の分類
 3日目 紙のデータ化
 4日目 スケジュールへ落とし込む
 5日目 データの分類
 6日目 クラウドに必要情報をまとめておく
 7日目 一目でわかる索引を作る
 8日目 ネタとなるデータを保存する
 9日目 自分の時間を把握する
 10日目 定型化で時間を生み出す
 11日目 隙間時間の活用
 12日目 習慣化する
 13日目 自分をコンテンツ化する
 14日目 お金の整理
 
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