いろいろと忙しいこともあり、久しぶりの書評となったが、久しぶりに書いた書評で取り上げたのは藤嶋京子さんの『 3年でトヨタを卒業。貯金もゼロ、人脈もゼロ。そんな私が自分の会社をつくることになった話。 』だ。

本書は
・トヨタ自動車デザイン部時代
・トヨタ自動車を退社、そして東京でのマーケティング会社時代
・名古屋に戻り、アルバイトをしながらネットショップをスタート
・起業、そして中国への留学
・ビジネスの試練
・現在、そして人生の振り返り
といった著者の藤嶋京子さんの人生の奮闘記を描いた内容となっている。

ところで、著者の藤嶋京子さんが本書の最初にこの本に対する思いを述べている。


 この本に書いたことは、私がトヨタに入ってから現在に至るまでの「迷いながらの人生のすべて」です。
 デザイナーとして悩み、自信を持ちたいと悩み、私に経営者としての素質があるんだろうかと悩みました。
 決して大成功したわけではありませんし、大きな失敗がなかったわけでもありません。会社だって創業してから九年(十期)しか経っていませんし、私はいま三十五歳、経営者としては若造もいいところです。だから、私はこの本で経営のことをお話するつもりはないんです。
 この本は、冒頭にも書いたように、いまなんとなく「このままでいいのかな?」と感じているみなさんに、少しの勇気をもって、自分が主人公の人生を歩いてほしくて書くことにしました。

(中略)

 迷ったりもがいたりしたからこそ、わかったことがひとつあります。人生はすべて「選択」
なんです。すべてのことは、自分で選ぶことができるのです。
 だからあなたにも自分の人生を選んでほしい、あなたの人生の主人公になってほしいのです。私がそうであったように。

 たった一人でもいい。この本が誰かにとって、自分の自分を見つめなおす「小さなきっかけ」になってくれたとしたら。
 こんなにうれしいことはありません。
 
(藤嶋京子著『3年でトヨタを卒業。貯金もゼロ、人脈もゼロ。そんな私が自分の会社をつくることになった話。 (リンダパブリッシャーズの本)
より P6~P7


先の言葉にもあるように、トヨタに入社後、迷い、悩みながらも人生の転機において選択をしてきた著者の姿が、そして心境が書かれている。本書を読むと、一見、トヨタ時代の著者は、どこにでもいる女性である。しかし、後に事業のパートナーとなるマイケル・チャンとの出会いの後、起業に向かって行動が変わっていく。その変化は「行動イノベーション」ともいうような変化でもある。著者のワクワク感とともに、その行動には躍動感が表れている。

そんな著者の行動やワクワクした感情を読んでいくと、「行動が大きく変わるものか?」と驚いてしまう。それは、読者に「人生を選ぶことができる」「行動を変えることができる」というきっかけを与えてくれるのではないかと思うのだ。

本書を読むと、「私にもできそうかも?」という思いに させてくれる、そんな不思議な感覚にさせてくれる本である。

関連書籍




目次

 はじめに
 第1章 トヨタ時代
 第2章 充電期間
 第3章 いよいよ起業
 第4章 ビジネスの試練
 第5章 会社を振り返って
 おわりに

【次回予告】 気になる方は登録を!→
follow us in feedly 
次回もお楽しみ!


ブログランキングに参加しております。よろしかったらクリックをお願いいたします。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ



 

ITが苦手な事業主やブログ運営者のためのメルマガ! 登録はこちらをクリック!