今年も恒例の季節がやってきた!

日経ビジネスアソシエ2015年11月号』の特集は「1年が劇的に変わる!手帳術 2016年完全版」だ。

毎年、この時期のアソシエの誌面には充実した内容の手帳特集が展開されているが、今年も以下の5つの手帳の特集が組まれている。

・Part1 「一流の人」と「手帳」 私が"紙の手帳"を使い続ける理由

・Part2 のぞいてみたい プロフェッショナルの手帳

・Part3 目的別"強化手帳"の作り方

・Part4 まだまだある!手帳の使い方

・Part5 ニーズ別「最新手帳」カタログ



今回の『日経ビジネス Associe (アソシエ) 2014年 11月号 の手帳術に関する記事から気になったものをピックアップし、書評を掲載したい。



デジタルとアナログの融合が特徴

最初に注目した特集が「Part2 のぞいてみたい プロフェッショナルの手帳」だ。

こちらの特集には5人のプロフェッショナルが登場する。その中でも僕が注目したのは2人のプロフェッショナルだ。1人目は"創刊60周年の「りぼん」編集長 富重実也さん"、そしてもう一人は"トップソムリエ 中本聡文さん"である。

2人の共通点は「デジタルとアナログの融合」だ。

1人目の富重実也さんの使い方は、「予定はアナログで手帳にメモ。そして、やった仕事を手帳から手入力で転記している」というものである。

デジタルでやったことを記録しているのは「デジタルの方が検索に優れている」からである。

富重さんは編集長という仕事柄、社外の人と会うことが多い。再び会うときになったとき、「前回あった日時」「利用した店」を確認するという。このとき、検索性に優れているデジタルの方が短時間で探し出すことができる。

また、中本さんは「革張り風のシステム手帳にiPad mini2を装着している」というもの。予定はデジタルで、ToDo管理やアイデアは紙の手帳を使っている。

中本さんは社内きっての"デジタルの達人"だ。「Googleカレンダー」で「ロオジエの予定」「ソムリエ協会の予定」「プライベートの予定」を管理している。また、配布資料もペーパレスでGoogleドライブで管理といった具合だ。

しかし、それでも中本さんが紙の手帳を手放せない理由は「複雑なタスクを分かりやすく書く、アイデアを整理するのはデジタルでは難しい」からだ。

2人の使い方を見ていると、デジタルとアナログの特性を理解し、それぞれの利点を目的に合わせて活用していることがうかがえる。「デジタルとアナログの融合」は、ビジネスパーソンの多くが課題として掲げているが、このような事例を参照することで、活用の仕方にインスピレーションが得られると思う。



「セパレート思考」を活用した問題解決手帳

次に注目した特集が「Part3 ニーズ別「最新手帳」カタログだ。その中でも特に注目したのが「問題解決手帳」だ。

「問題解決手帳」を提唱している鈴木進介さん。以前、僕がこのブログで書評を掲載した『
問題解決のためのセパレート思考 』の著者である。

セパレート思考

そして、本書のエッセンスがこの手帳の活用法でも用いられている。

その流れは以下の通りである。

・STEP1 「付箋」に課題(タスク)を書いて貼る

・STEP2 「T字」の軸を使い、タスクを「2つ」に分ける

・STEP3 マトリックスを使い、「優先順位」を決める

・STEP4 「実行する日」に付箋を張り替える

本誌で述べているポイントは「付箋を使う」「最初にシンプルな2択で課題を分ける」の2つだ。

付箋を使うことで張り替えるだけで簡単に仕分けができるし、シンプルな2択で仕分けを行うことで課題を取り巻く状況が"直感的"に判断がつく。このときの"直感"というのは、意外と当たるものである。タスクの内容がイメージできるからだ。

問題解決は"やってなんぼ"の世界。『 問題解決のためのセパレート思考 』のエッセンスをこのように手帳で繰り返し実践することで、実行の精度が高まる。

「何から手をつけたらいいかわからない」という状況から脱するはずだ。

 

今年もいっぱい!気になる手帳


最後に注目した特集が「Part5 目的別"強化手帳"の作り方」だ。今年も面白そうな手帳が満載である。

その中で僕が注目した手帳は以下の3つである。


■NOLTY ユー365

デイリータイプの手帳ではなかなかない「横向き」となっている時間軸。30分単位で時間管理ができる。時間軸が横となっていることもあり、下には約3/4のスペースがある。そのため、その日にあった打ち合わせなどのメモや、振り返りなどの気づきなどがたっぷり書き込める。


■Pat-mi 2016

「週間バーティカル」と「マンスリー」のページが連動。ページを上下にめくれば、それぞれの予定が俯瞰できるようになっている。そのため、月間でいつまでに何を行わなければならないか?という全体の流れを押さえたうえで、今週は何をしなければならないか?と詳細の予定を考えることが可能となる手帳。


■うまくいっている人の手帳2016

うまくいっている人の考え方 完全版 (ディスカヴァー携書) 』を実践するための手帳。マンスリーページの左側には「今月したいこと」、月の最後には「今月うまくいったことベスト3」を記載できる形となっている。振り返りを行いながら、良いイメージが残る形の手帳である。


最後に


毎年恒例の企画ではあるが、手帳術の特集は更なる進化を続けていると感じる特集であった。

手帳使いにとって、今まで知らなかった手帳を発見できる特集を参考にしながら、「来年のパートナー」となる手帳を選んでみてはいかが?




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