今回は、Amazonの新刊コーナーを見て、2015年11月に発売される新刊のうち、僕が「おもしろそうだなあ!」と注目した本を紹介いたします。

よろしかったら、是非、予約を、もしくは発売日に手に取ってみてください!


books
photo credit: bradleypjohnson via photopin cc


下町ロケット2 ガウディ計画(池井戸 潤著)



Amazon内容紹介より

直木賞受賞作に待望の続編登場!

その部品があるから救われる命がある。

ロケットから人体へ――。佃製作所の新たな挑戦!


ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年――。
大田区の町工場・佃製作所は、またしてもピンチに陥っていた。

量産を約束したはずの取引は試作品段階で打ち切られ、ロケットエンジンの開発では、NASA出身の社長が率いるライバル企業とのコンペの話が持ち上がる。

そんな時、社長・佃航平の元にかつての部下から、ある医療機器の開発依頼が持ち込まれた。

 「ガウディ」と呼ばれるその医療機器が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことができるという。

しかし、実用化まで長い時間と多大なコストを要する医療機器の開発は、中小企業である佃製作所にとってあまりにもリスクが大きい。苦悩の末に佃が出した決断は・・・・・・。

 医療界に蔓延る様々な問題点や、地位や名誉に群がる者たちの妨害が立ち塞がるなか、佃製作所の新たな挑戦が始まった。


日本中に夢と希望と勇気をもたらし、直木賞も受賞した前作から5年。

遂に待望の続編登場! 
 


■気になるポイント


普段はビジネス書の紹介をしますが、現在放映中の注目のドラマということもあり、注目しないわけにはいきません!


作者はご存じ直木賞作家の池井戸潤。同小説は、現在、朝日新聞にて土曜日、日曜日に連載中!毎週楽しみに読んでおります。


ロケットから人体へ、佃製作所の挑戦は?そして、どのような結末を迎えるのか?


毎週放映しているドラマとともに、「読みたい!」と思う小説です。

「キャバクラ」の経済学(山本信幸著)



Amazon内容紹介より

伝説のベストセラーが待望の文庫化!

稼ぐことは、口説くことに似ている。

ココロとお金の不思議な関係とは。


「お客のココロを捉えて離さない」疑似恋愛マーケティングの「儲けのカラクリ」をビジネス理論で分析!


本書はキャバクラという業態の成り立ち、経営手法やシステム、キャバクラ嬢たちのお客のつかみ方、お金の稼ぎ方を分析した内容で構成している。

キャバクラの商品はキャバクラ嬢だが、お客が手に入れることができるのは、キャバクラ嬢と過ごす時間という無形の、泡沫(うたかた)のようなもの。

店を一歩出れば夜空の彼方に消えてしまう。それなのに客はなぜ財布を開くのか。きっとそこには、すべての商売に通じる根本原理があると考えた。

それが何なのかについては、本書を読み進めるうちにわかっていただけるだろう。(「はじめに」より)
 


■気になるポイント

ベストセラーの文庫本化!


キャバクラにいくことはないのですが、「キャバクラってどのような経営手法で成り立っているのだろう?」と興味を持ちました。


また、キャバクラ嬢はどのようにお客様の心をつかむのでしょうか?

「稼ぐことは口説くことと似ている!」という、そのテクニックは、営業にも役に立ちそうです。


夜の宴の世界を垣間見る、興味深い本です。

サービス・スタートアップ─イノベーションを加速するサービスデザインのアプローチ(テニー・ピニェイロ著)



Amazon内容紹介より

デザイン思考とリーン・スタートアップを融合させたまったく新しいイノベーション・アプローチ

モノを売る時代からサービスを売る時代へ。

経済が大きな変化をとげつつある今、ビジネスは前世紀の産業ロジックからの脱却を迫られている。


ユーザーが求める新しいサービスの創出に必要なものとは何か?


自らも起業家であり、多くの企業や政府機関のアドバイザーを務めてきた著者が、サービス・イノベーションを促進する具体的な方法を伝授する。


PART 1では、「デザイン」の歴史やビジネスにおける役割を振り返り、リーン・スタートアップとデザイン思考のコンセプトを掘り下げて、これらを統合することの必要性を説く。


PART 2の実践編では、リーン・スタートアップが提唱するMVP(実用最小限の製品)に代わる革新的モデルとしてMVS(有益最小限のサービス)のコンセプトを紹介。


サービスデザインに取り組む際に役立つメソッドやツール、実践について学ぶことができる。


スタートアップやビジネスリーダー必読の、サービス時代を生き抜くための実践ガイド。
 


■気になるポイント

サービスを提供したいと考えているブロガーにとっては「読んでみたい!」と思う一冊。


サービスデザインはクラウド時代において、必要とされるスキルの一つです。

「Amazon内容紹介」に書いているリーン・スタートアップに代わる革新的モデルって何だろう?

気になります!


水平思考の世界 (エドワード・デボノ著)



Amazon内容紹介より

人生には、水平思考でしか解決できない問題がある。

ロジカルシンキングの限界を軽々と乗り越える不可能を可能にする発明家の視点。


固定観念がはずれる創造的思考法。


絶体絶命と思われる状況でさえ、極めて自分に好都合な状況へと転換することができる。


時代の転換期にいるわたしたちの最強の武器となる思考法、


それが水平思考なのです。



◎視点を変えれば、限界こそが強みになる


◎水平思考が目指すのは「大発見の瞬間」


◎誰にでも入手可能な既成の情報を、新しいやり方で見つめなおす


◎間違えることに喜びを見出す


◎言葉の硬直性が、ものの見方の硬直性につながる


◎新しいアイデアは、論理的に矛盾しているように見えることがある


◎偶然を味方につけた発明家たち


◎脳は、行き当たりばったりが理想的

◎垂直思考をする人は、他人に利用されやすい

◎アイデアを生み出す基本的要素はすでに身近に存在している


■気になるポイント

「水平思考の世界」といえば、1969年に発刊された歴史的名著です。

ロジカルシンキングの限界を超える思考法として注目を集めました。

その歴史的名著の復活!これには注目しないわけにはいきません!


>>次はこちら!

【気になる本】2015年10月に発売される新刊のうち、「注目の本」をピックアップしました!(その6)



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次回もお楽しみに!



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