現在、TBSテレビで毎週日曜日9時から放映されている日曜劇場『下町ロケット』

原作は直木賞を受賞した同名の小説『下町ロケット (小学館文庫)』です。そして、その続編が11月5日についに発売となりました。

僕は早速その続編となる小説『下町ロケット2 ガウディ計画』を買い、読みました。いや~、非常に面白かった~!


読んで早速書いたレビュー!以下に記載いたします。




あらすじ



感想


前作にもまして、非常に面白い内容でした。


特に登場人物の配置は見事としか言いようがありません。

人情の厚い社長・佃航平、3度の飯よりも技術が好きな開発部長・山崎光彦、佃製作所の中では異色の経歴を銀行出身の経理部長・殿村直彦の主要登場人物ですが、カギを握る登場人物は別にいます。

前作で"事件"を起こして佃製作所を辞めた真野賢作、佃製作所を辞めてライバル会社に転職する中里淳、ガウディの開発のリーダーを務める立花洋介の3人が、この物語で重要な立ち位置で登場し、物語を盛り上げております。


真野賢作は佃製作所とガウディ計画を推進する医療大学をつなぐキーパーソンとして登場しております。前作では佃製作所を窮地に落とすダークな役回りでしたが、その立場を回収させる形の役回りとして登場しております。


中里淳は試作品の開発に携わっていたリーダー。しかし、打ち切りとなったことをきっかけに、「一生懸命やったって、技術があったって、それを生かすことができない。報われたと思うことは一度もない」と抱いていた佃製作所への不満を爆発させ、ライバル会社に転職してしまいます。だが、佃製作所との環境の違いに戸惑う中里.......その心境の変化が見どころの一つとなっております。

立花洋介はガウディ計画のリーダーを務める寡黙だが、粘り強い若い技術者。しかし、ガウディ計画を妨げる様々な困難の中で、立花が窮地を救っていきます。特に医療機器を審査する機関に対する一言は、佃製作所の状況を一変させます。


これらの登場人物に加え、ガウディ開発を依頼する大学教授の一村隼人。かつて、一村が所属していた大学の外科部長であり、心臓医療に関する学会を牛耳る貴船恒広。ロケットのバルブエンジンや医療機器開発でライバル会社の社長・椎名直之。佃製作所への発注を良しと思わない帝国重工の調達グループ部長・石坂宗典など登場人物が絡み合いながら物語にアクセントをつけながら盛り上げていきます。


ガウディ計画の推移もそうですが、個人的に注目してほしいのは、佃製作所に依頼された試作品の行く末です。冒頭で発せられた伏線が、どのような形で回収されていくのか?この物語のキモとなっております。


さて、この物語はテレビドラマでは後半となる第6話から登場します。後半キャストに今田耕司さんが発表されておりますが、どの役での登場となるのか?また、一村隼人、貴船恒弘、椎名直之、石坂宗典などは誰が演じるのか?

後半のドラマにも注目したいと思います。



2015年11月15日追記 

本日、「ロケット」編が完結。次週から「ガウディ計画」編が始まります。

感想の中で「後半キャストに今田耕司さんが発表されておりますが、どの役での登場となるのか?また、一村隼人、貴船恒弘、椎名直之、石坂宗典などは誰が演じるのか?」と書きましたが、「ガウディ計画」編のキャストが「TBS 下町ロケット 公式ページ」に掲載されていたので、記載をさせていただきます。

・一村隼人役:今田耕司さん
・椎名直之役:小泉孝太郎さん
・貴船恒弘役:世良公則さん


「ロケット」編が放映されている中で、後半キャストとして発表されていたのは今田耕司さんのみ!やはりというか、一村隼人役での登場です。

キャストで一番驚いたのが貴船恒弘役の世良公則さん!大物の登場です!

学会を牛耳る教授役をどのように演じるのか?非常に楽しみです。



2015年11月22日追記

今日から下町ロケットの「ガウディ計画」編がスタートしました。

「ガウディ計画」編のキーパーソンとなる中里淳役に高橋光臣さん、株式会社サクラダ社長・桜田章役に石倉三郎さんが演じます。

特に中里淳は、佃製作所を辞めた後、ライバル企業である椎名直之率いるサヤマ製作所に転職します。その後、コアハートの開発に携わりますが、苦悩の連続!そしてサヤマ製作所のやり方に疑問を持つようになります。

中里淳は「ガウディ計画」編の”影の主役”ともいうべき人物だけに、高橋光臣さんがどのように演じるのか?

ストーリーの展開とともに、今後の放映が楽しみです!



2015年12月20日追記

本日、ドラマ「下町ロケット」の最終回が放映されました。

毎回、20%近い視聴率を取り、月曜日にはドラマの話題となるなど、好評を博したドラマでした!

特に、「ガウディ計画」編では、サヤマ製作所社長・椎名直之役を演じた小泉孝太郎さんの演技が光りました。

小泉孝太郎さんというと、ご存じの通り、小泉純一郎元総理の息子。そのこともあり、今まではどちらかというとドラマでは”さわやかな役”を演じることが多かったです。

しかし、下町ロケットでは、佃製作所の仕事をあの手この手で奪い取るヒール役!特に、貴船教授や日本クラインとの会合の席で見せる”不敵の笑み”や、中里淳に対する恫喝シーンでの”目の動き”などは喝采もの!今までの小泉孝太郎さんのイメージを完全に打ち破ったものでした。

最終回でも阿部寛演じる佃航平との15分にも渡る対決シーンは迫力満点!下町ロケットの視聴者を釘づけにしたのではないでしょうか?

今回のドラマは間違いなく小泉孝太郎さんの役者としての出世作になったことと思います。そして、小泉孝太郎さんの今後の新たな活躍に期待したいと思っております。




関連書籍





目次

 第1章 ナゾの依頼
 第2章 ガウディ計画
 第3章 ライバルの流儀
 第4章 権力の構造
 第5章 錯綜
 第6章 事故か事件か
 第7章 誰のために
 第8章 臨戦体制
 第9章 完璧なデータ
 第10章 スキャンダル
 第11章 夢と挫折
 最終章 挑戦の終わり 夢の始まり


>>次はこちら!

以前、「気になる本」ということで、『下町ロケット2 ガウディ計画』紹介しました。そのときの記事がこちら!

【気になる本】2015年11月に発売される新刊のうち、「注目の本」をピックアップしました!(その1)



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